複雑多様化した現代社会で生活する多くの方はストレスを受けています。
ストレスの影響は、不安・うつなどの心理的反応、頭痛・肩凝りなどの身体的反応、飲酒・喫煙・食行動などの生活習慣の変化という行動的反応にあらわれます。ストレスが過剰であったり、うまくストレス解消できないと、種々の精神的・身体的・行動的症状となりかねません。本クリニックではこうした症状を持つ方に寄り添いながら、適切な医療の提供を目指しています。

医療法人社団ウェルパートナー「みんなのスマートクリニック」
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強迫性障害
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強迫性障害とは
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強迫性障害

強迫観念と強迫行為の2つの症状が現れている状態を強迫性障害と言います。強迫観念とは、不合理で無意味な行為と頭の中では理解しているにも関わらず、度々浮かんできてしまう考えのことです。また強迫行為とは、いくつか例を挙げると、外出時に玄関の鍵やガス栓などを閉め忘れてないかを確認するために何度も家に戻る、汚れや細菌汚染を恐れて手を繰り返し何度も洗い続けるといった行為などのことを言います。これらの考えや行動が顕著になってくると、次第に日常生活にも支障をきたすようになるのです。

以下のような症状に心当たりがあれば、強迫性障害が疑われます(例)

  • ● 汚れや細菌汚染を恐れて何度も手洗いや洗濯、入浴などを繰り返す
  • ● 何度も何度も窓や玄関のカギ、ガス栓、電気器具のスイッチなどを確認する
  • ● 誰かに危害を加えたのではないかと心配になり、通って来た道を戻って確認する
  • ● 自分の決めた回数や手順に沿って物事を行わないと不安になり、それに従う
  • ● 物の位置や左右対称性、数字などにこだわりがあり、それから外れると不安になる など

原因について

発症の原因については特定されていませんが、現時点では神経伝達物質の一種であるセロトニンの関与が指摘されています。同疾患の特徴としては突然発症しやすいとされ、ストレスを感じる何かがあった後に起きることが多いと言われています。また強迫行為がエスカレートすると抑うつ状態になることもあります。

治療について

強迫性障害の治療法は、主に薬物療法と精神療法(認知行動療法)の併用になります。薬物療法では、抗うつ薬(SSRI)を主に使用しますが、抗不安薬を用いることもあります。また認知行動療法としては、不安な状態にだんだん慣れていくことで不安を解消していく方向にもっていくようにする段階的暴露療法、自分のやっている行為を見直していく認知修正法などを行っていきます。

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