複雑多様化した現代社会で生活する多くの方はストレスを受けています。
ストレスの影響は、不安・うつなどの心理的反応、頭痛・肩凝りなどの身体的反応、飲酒・喫煙・食行動などの生活習慣の変化という行動的反応にあらわれます。ストレスが過剰であったり、うまくストレス解消できないと、種々の精神的・身体的・行動的症状となりかねません。本クリニックではこうした症状を持つ方に寄り添いながら、適切な医療の提供を目指しています。

医療法人社団ウェルパートナー「みんなのスマートクリニック」
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社交(会)不安障害
ANXIETY

社交(会)不安障害とは
ABOUT ANXIETY

社交(会)不安障害

人前に出るとあがってしまう、もしくは極度に緊張するから苦手という方は少なくないと思います。ただこれらの場面で、非常に強い緊張を感じて、発汗や震え、息苦しさなどの症状が現れるなどして、大きな苦痛を感じ、やがて学校や会社すら行けなくなるほど、日常生活にも影響を及ぼしている状態は社交不安障害と診断されます。このような状態は治療の必要があります。

このような症状はご相談ください

  • ● 人前で異常に緊張する
  • ● 手足、全身、声の震えが出る
  • ● 顔が赤くほてる
  • ● 脈が早くなり、息苦しくなる
  • ● 通常より多めの汗をかく
  • ● 何度となく吐き気がする
  • ● 口がカラカラに渇く
  • ● トイレが近くなる、尿が出なくなる
  • ● めまいがする など

原因について

発症の原因については、恐怖症状を抑える働きがあるとされる神経伝達物質「セロトニン、ドーパミン」が不足することで起きるとされる生物学的要因があると言われていますが、そのほかにも、人前で恥ずかしい思いをしたなどの体験的要因、性格的要因、遺伝的要因、環境的要因といったことも考えられています。

なお社交不安障害は、不安や恐怖、緊張を感じる状況が1つに限定されている「限局型」と、ほとんどの状況で感じる「全般型」の大きく2つのタイプに分類されます。全般型は発症年齢が早く、重症であることが多いといわれています

治療について

治療では、薬物療法と認知行動療法が中心となります。薬物療法では抗うつ薬のSSRIが使用されます。また、不安を引き起こすとされる場面で、抗不安薬を用いることもあります。なお症状が改善しても勝手に服用は止めず、医師の指示に従うようにしてください。また認知行動療法とは精神療法のことですが、不安や恐怖にとらわれている思考パターンを変える(認知修正法)、緊張感をやわらげるためのリラクゼーションを行う(不安対処訓練)などして、 回避行動をしてしまう状態を軽減するようにしていきます。

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