複雑多様化した現代社会で生活する多くの方はストレスを受けています。
ストレスの影響は、不安・うつなどの心理的反応、頭痛・肩凝りなどの身体的反応、飲酒・喫煙・食行動などの生活習慣の変化という行動的反応にあらわれます。ストレスが過剰であったり、うまくストレス解消できないと、種々の精神的・身体的・行動的症状となりかねません。本クリニックではこうした症状を持つ方に寄り添いながら、適切な医療の提供を目指しています。
2つの神経(交感神経と副交感神経)から成り立っているのが自律神経です。同神経によって、人間はこれといった意識をしなくても呼吸、体温、血管、内臓などの動きをコントロールすることができているのです。ただ何かしらの原因によって、それらのコントロールができなくなって様々な症状が現れている状態を自律神経失調症と言います。
同疾患は、ストレス、疲労、ホルモンバランスの乱れ、不規則な生活習慣といったことが引き金となって起きるとされ、これらが原因となることで2つの神経のバランスは崩れ、そのコントロールが困難となって、自律神経失調症を発症すると考えられています。
主な症状は以下の通りです。