タダラフィルとは?効果・飲み方・副作用を解説

医薬品情報

タダラフィル成分の一般情報
一般名
タダラフィル
欧文一般名
Tadalafil
薬効分類
PDE5阻害薬
ED治療の先発品名
シアリス
用量の例
2.5mg / 3mg / 5mg / 6mg / 8mg / 10mg / 20mg
剤形
錠剤
タダラフィルは、性的刺激があるときの勃起反応を助けるPDE5阻害薬です。

ED治療薬シアリスの有効成分として知られ、作用が長く続きやすく、食事の影響を受けにくいことが特徴です。性欲を高めたり、服用しただけで勃起を起こしたりする薬ではありません。

薬の種類PDE5阻害薬
作用時間最大36時間が目安
食事の影響受けにくい
主な副作用頭痛・ほてり・消化不良など

安全性・使用上の注意

服用前に確認したいこと
硝酸剤・NO供与剤、sGC刺激剤リオシグアトとは併用できません。服用中の薬、心臓や血管の病気、肝臓・腎臓の状態を診察時に必ず伝えてください。
一般向け解説

タダラフィルの効果と正しい使い方

はじめて調べる方が、効果・飲み方・用量・副作用の全体像を一度で理解できるように解説します。

タダラフィルとは

タダラフィルは、ED(勃起不全)の治療に使われるPDE5阻害薬です。ED治療では先発品「シアリス」の有効成分として知られ、同じ有効成分を含むジェネリック医薬品もあります。

性的刺激によって陰茎海綿体で増えるcGMPという物質の分解を抑え、血管が広がりやすい状態を保つことで勃起反応を助けます。薬だけで性的興奮を起こすものではなく、性的刺激があったときに作用します。

タダラフィル

有効成分の一般名です。

シアリス

ED治療に使われる先発医薬品の商品名です。

ジェネリック

タダラフィルを有効成分とする後発医薬品です。

同じタダラフィルでも、ED、前立腺肥大症に伴う排尿障害、肺動脈性肺高血圧症では製品・用量・用法が異なります。

他の目的で処方された製品をED治療のために自己判断で使用しないでください。

効果が現れるまでの時間と作用時間

国内のED治療用添付文書では、性行為の約1時間前に服用します。効果の現れ方には個人差がありますが、タダラフィルは半減期が長く、最大36時間にわたり性的刺激に対する反応を助けることが特徴です。

「最大36時間」は、36時間ずっと勃起が続くという意味ではありません。薬が作用している間も、性的刺激がなければ通常は勃起しません。

確認項目タダラフィルの特徴注意点
効果発現服用後、性的刺激があるときの勃起反応を補助効果の現れ方には個人差があります
作用時間最大36時間が目安持続的に勃起するという意味ではありません
食事食事による臨床的に意味のある影響は認められていません処方時の指示を優先してください
飲酒少量であれば直ちに禁止されるものではありません大量飲酒はめまい・血圧低下やED自体の悪化につながります

飲み方と用量の考え方

日本国内で承認されているED治療としての用法は必要時服用です。通常は10mgを性行為の約1時間前に服用し、効果が不十分で忍容性が良好な場合は、医師の判断で20mgが検討されます。肝臓・腎臓の状態や併用薬によっては、より少ない用量から検討されます。

用量が多ければ必ず自分に合うとは限りません。効果だけでなく、頭痛やほてりなどの副作用、持病、併用薬を含めて医師が判断します。自己判断で追加服用や増減をしないでください。

1日1回までとし、次の服用まで24時間以上あけます。

他のED治療薬との併用も自己判断では行わず、切り替えを含めて医師へ相談してください。

デイリータダラフィルと6mg・8mgの位置づけ

タダラフィルには、必要なときに服用する方法とは別に、医師の管理のもとで低用量を毎日継続して服用する考え方があります。海外ではEDに対する毎日1回の用法が承認されている地域がありますが、日本国内のED治療における承認用法ではありません。

6mg・8mgは有効成分量が異なるため、同じ人でも効果と副作用のバランスが変わる可能性があります。数字だけで強さを判断せず、現在の用量を続けた期間、得られた効果、副作用を医師へ伝えることが用量調整の出発点です。

効果が十分

数字だけを理由に増量する必要はありません。

効果が物足りない

服用状況と副作用を確認し、医師と調整を検討します。

副作用が気になる

単純に継続せず、減量・変更・中止を医師へ相談します。

詳細はデイリータダラフィルの効果・副作用・用量をご確認ください。

主な副作用と服用できないケース

主な副作用として、頭痛、ほてり、消化不良、鼻づまり、背部痛、筋肉痛、めまいなどが報告されています。症状が強い、長く続く、生活に支障がある場合は医師へ相談してください。

  • 硝酸剤・NO供与剤を使用している
  • sGC刺激剤リオシグアトを使用している
  • 性行為が不適当と判断される心血管系障害がある
  • 最近の心筋梗塞・脳梗塞・脳出血の既往がある
  • 重度の肝障害がある
  • 成分に対する過敏症の既往がある

上記以外にも服用できない場合や慎重な判断が必要な場合があります。お薬手帳を用意し、処方薬、市販薬、サプリメントを含めて医師へ伝えてください。

服用を中止し、速やかに医療機関へ相談する症状
  • 4時間以上続く勃起
  • 急な視力低下・視力喪失
  • 急な聴力低下・難聴
  • 胸痛、失神、強い息苦しさ

シアリスとタダラフィルジェネリックの違い

シアリスは先発医薬品、タダラフィル錠は同じ有効成分を含むジェネリック医薬品です。国内で承認されたジェネリック医薬品は、有効成分、含量、効能・効果などについて審査を受けています。一方で、添加物、錠剤の形や色、価格は製品により異なる場合があります。

製品名や入手経路が確認できない薬を自己判断で購入せず、医療機関で診察を受けて処方された製品を使用してください。

タダラフィルについてよくある質問

タダラフィルを飲むと、ずっと勃起した状態になりますか?

いいえ。タダラフィルは性的刺激があるときの勃起反応を補助する薬で、服用しただけで勃起が続く薬ではありません。

タダラフィルは食事の影響を受けますか?

国内の添付文書では食事による臨床的に意味のある影響は認められていません。ただし、大量の飲酒はめまいや血圧低下を起こしやすくするため注意が必要です。

タダラフィル6mg・8mgは自分で選べますか?

自己判断で用量を選んだり変更したりせず、これまでの効果、副作用、持病、併用薬を医師へ伝えたうえで相談してください。

デイリータダラフィルと必要時服用は同じですか?

服用方法が異なります。日本国内でED治療として承認されているタダラフィルの用法は必要時服用です。毎日継続して服用する方法は、国内承認用法ではありません。

参考資料・情報の確認体制

本ページは、PMDAの添付文書・患者向医薬品ガイド、EMAの公開資料を参照して作成し、医療法人社団ウェルパートナーの医療情報として公開します。一般的な医学情報であり、個別の診断・処方に代わるものではありません。

スマクリEDのED治療薬

国内承認の有無
タダラフィルは国内でED治療薬として承認されています。一方、スマクリEDで案内する製品のうち、3mg・6mg・8mgの含有量および継続的に服用する方法は、日本国内では承認されていません。
入手経路
診察を行う医師が治療に必要と判断し、医薬品医療機器等法に基づく手続きを経て海外から適法に輸入しています。
国内承認薬
国内にはタダラフィルを有効成分とするED治療用の承認医薬品があります。承認された製品・用法と、未承認の製品・用法は区別して案内します。
救済制度
未承認医薬品等の使用による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
費用
自由診療です。用量・処方期間ごとの費用はスマクリED料金ページで確認できます。